順心病院 順心会グループ

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救急センター

救急科の特色

 順心病院救急科は2013年4月に新設され、稼動している。
 救急科は外科系担当医1名、内科系担当医2名、脳外科担当医1名の救急専門医4名で構成され、常勤の脳外科専門医7名と連携して救急治療を行っている。
 当救急科は、脳神経外科が中心の病院であるため、意識障害、ふらつき、四肢の感覚異常など、脳神経に関する症状かもしれない症例が集まってくる。
 低血糖で意識障害、肺炎または肺梗塞により低酸素状態で意識レベル低下、不整脈など心疾患による意識障害、消化管出血による貧血でふらふらする症例など、他の疾患により症状が脳神経の症状と似ているため搬送されることも多くみられる。救急科ではその鑑別が重要な役割になっている。
 2022年の1年間の緊急手術は307例で、その内訳は、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術87例、頭蓋内血腫除去術67例、穿頭脳室ドレナージ術(EVD)15例、経皮的脳血栓回収術57例、脳動脈瘤頚部クリッピング術(くも膜下出血)25例、減圧開頭術4例、脳動脈吻合術(バイパス)3例、脳血管内手術(コイル塞栓術)8例などであった。

令和4年(1-12月)入院疾患と症例数

1) 脳梗塞 939件
2) 一過性脳虚血発作 372件
3) 頭蓋内損傷 351件
4) 脳内出血 204件
5) 肺炎 113件
6) てんかん 201件
7) くも膜下出血 45件
8) 水頭症 23件
9) 片頭痛 25件
10) 前庭機能障害 136件

その他救急入院症例

転移性脳腫瘍、原発性脳腫瘍
熱中症、低体温、
自然気胸、外傷性血気胸、喘息重積発作
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、イレウス、大腸憩室炎、
急性虫垂炎
尿管結石、腎盂腎炎
下肢蜂窩識炎

脳梗塞に対する年代別t-PA症例数

西暦 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
症例数 65件 84件 45件 47件 41件 49件 62件 70件 43件 42件 31件

医師紹介

担当医

  • 救急統括部長八田 健

    (三重大学医学部 1978年卒)

    • 日本救急医学会専門医
  • 大松 正宏

    (自治医科大学医学部 1986年卒)

    • 救急医学会 救急科専門医
  • 顧問川口 哲郎

    (神戸大学医学部 1979年卒)

    • 日本脳神経外科学会専門医
    • 日本救急医学会専門医
    • 関西看護医療大学 教授
  • 副院長中村 浩彰

    (兵庫医科大学 2000年卒)

    • 日本内科学会 総合内科専門医
    • 日本循環器学会 循環器専門医
    • 日本心血管カテーテル治療学会専門医

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メール hatta@junshin.or.jp
TEL 079-437-3555
救急科外科系 八田 健

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